ED薬の体験・治療のための血圧変化

高血圧で降圧剤を処方されている人は、ED薬が処方できないこともあります。
重度の低血圧や高血圧の人は、バイアグラなどのED薬を体験してしまうと、血圧が下がりすぎるという血圧変化が起こり、ショック状態に陥る危険性があります。バイアグラ自体が問題なのではなく、薬との飲み合わせが問題ということです。
降圧剤を飲んでいて、ネットで使ったED薬を飲んでしまった場合、著しい血圧変化が起こることがあるので危険です。
ED薬の効き目を体験してみたいという男性は多いですが、高血圧や腎臓病がある人はむやみにネットで取り寄せて使うのは危険です。
どうしても体験してみたいというのであれば、ED専門のクリニックなどで相談して、使っても問題ないかを確かめてみましょう。クリニックによっては、経口薬以外のペニスに直接自分で注射する治療法などを教えてくれる場合もあります。
高血圧の人は、そうでない人よりもEDが起こりやすいと言われています。高血圧によって動脈硬化が起こり、それがペニスへの血流の低下を招いてしまうからです。勃起に必要な血液が供給されなければ、立つまでに時間がかかったり、勃起を維持出来なくなったり、十分な硬さにならないこともあります。
ちなみに、食事療法や運動療法で血圧がコントロールできている人に対しては、高血圧の持病があっても治療薬が使えることもあります。その場合でも血圧変化には十分注意する必要がありますが、血圧が安定していれば治療薬を使える可能性があるということです。
ただし、高血圧によって心臓に障害が起きていると、運動制限が制限されることもあります。この場合には、まず性行為自体が制限されますし、治療薬も使えないことになります。



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