日本製のジェネリックED薬の登場

最初に開発された薬は、新薬と呼ばれています。この新薬の特許が切れると、他の国でも後発品の製造が可能になります。これがジェネリック薬と呼ばれるものです。
日本でも、アメリカの会社が開発したバイアグラの特許が切れたことで、2014年5月26日に、日本で初のジェネリックED薬が作られることが発表されました。日本製のED薬では、これが初の薬です。
バイアグラジェネリックの特徴は、口腔内崩壊錠(口の中の唾液だけで解ける)というところです。服用の時に水を必要としないので、どんな状況でも飲むことが出来ます。味も飲みやすいように、コーヒー味とレモン味の2種類が用意されています。
日本製のジェネリックのバイアグラが登場したのは、ED薬を心待ちにしていた日本の男性にとっては喜ばしいことです。欠点をあげるとすれば、値段が正規品×0.8とあまり安くなっていないところです。ジェネリック薬のメリットとして、新薬よりも価格が大幅に安くなることがありますが、これはあまり安くなっていません。
日本製というブランド力はメリットですが、費用が抑えられていないということで、海外通販を利用していたユーザーがこちらに切り替えるかどうかは不明です。
この日本製バイアグラジェネリックが作られた目的の一つとして、個人輸入による偽造品を購入してしまう危険性を避けさせるということがあります。しかし、値段が期待したほど安くないとすれば、より安価な海外通販を利用する人が出てくるのは避けられないと考えられます。
さらに、日本製のバイアグラジェネリックは先発品と同様、ネットで入手することは出来ません。医療機関を受診して処方してもらうしかないということです。



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